November 30, 2003
IEEE 802.1X

Thinkpad T41で、急に無線LANが数分ごとに切れるようになった。調べてみるとWindowsXPのワイヤレスネットワークのプロパティで「このネットワークでIEEE 802.1Xを有効にする」にチェックマークが入っていた。これを無効にすると切断しなくなったようだ。一応備忘録ということで。

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November 26, 2003
不良債権処理をすると銀行はさらに貸し渋るのは常識

「不良債権処理で資金回る」は空論/佐々木議員/新生銀の例示し竹中氏追及

 “不良債権処理をすれば必要なところに資金が回る”という小泉「構造改革」論は空論――。十三日に開かれた衆院財務金融委員会で日本共産党の佐々木憲昭議員が質問し、「不良債権処理をしなければ、成長分野に資金が移動しない」という竹中平蔵金融・経済財政担当相の言い分に根拠がないことを明らかにしました。  佐々木氏は、不良債権を処理しても融資が大幅に減っている新生銀行の例を紹介しました。同行は一時国有化した長銀を政府が巨額の税金を使って不良債権を処分し外資が買った銀行。国内向けの貸し出しは、二〇〇二年三月末は四兆八千億円で、二〇〇〇年三月末の七兆五千億円に比べ二兆七千億円も減少しました。
不良債権処理をすると銀行はふつう金利を上げるか貸し出し基準を厳しくする。この辺の話はかんたんで、外資の新生だけでなく東京三菱なんかも貸出先の選別や、信用度に応じた金利への変更を示唆している。また、CITIBANKなどは不良債権がほとんどないはずだが、日本の金融市場から撤退してしまった。この辺の事情は「クルーグマン教授の<ニッポン>経済入門」に詳しい。ウェブ版もあるが、できれば買ってあげてください。使っている算数は簡単なので、こんなしょうもないことで(しかも結構簡単に回復できるのだ)日本経済がどつぼにはまっている、なんてことに気づかされると気分的にはがっかりの三乗くらいに暗雲立ちこめるものがある。
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女生徒

太宰治の初期の作品。青空文庫で読めます。
もともと女生徒が書いた日記を太宰が翻案して作品に仕上げたものです。青春時代に生きている主人公の心の動きを細部まで書き上げています。これを読んで、現代の女生徒と比べてどうとかいうつもりはありません。女の子から見てというよりも、すこしインテリなおじさんから見てつぼにはまるように調整されているように感じます。ところどころで見られる流れていくような主人公の思索も、たとえばケーキにたとえるとモンブランのように、男が食べてもなんとなく納得がいくような味に仕上げられています。こういう余韻の残る小説は最近ほとんどないなあ。

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November 25, 2003
政府に期待すること~社会保障と失業

では、なにが問題なのか。給与明細をみればすぐわかる。まず年金・健康保険などの社会保障費である。社会保障というのは世代内・世代間の富の再分配の問題に他ならない。一般の会社員なら給与明細の上だけでこれらの負担は10~20%程度、会社負担分を考慮すると30%程度にもなる。さらに税負担のうち半分は社会保障費となっているので、国民収入の40%近くが社会保障費である。つまり国民負担率が37%といわれているが、そのほとんどが社会保障費であると考えていい。その膨大な比率からいってニュースのほとんどは社会保障の話であるべきだろう。働いている時間の半分近くは、自分が判断して投資しているわけではない社会保障費に投入されているのだから。イラク派兵の問題や道路公団の話など社会保障の問題に比べれば塵のようなものである。ところが医療費自己負担を3割に引き上げる話や年金の問題など、まともに国民に考えさせようとする雰囲気がない。個人的には完全消費税化するか、止めてしまうかのどっちかだと思う。
そして失業である。現在の日本は失業率が5%ちょっと、人数にして500万人くらいである。彼らが生産するはずだった遺失利益を一人あたり1000万円とすると(多すぎると思うかもしれないがあなたが給料以上を生産しているから会社が儲かるのである)、私たちは毎年50兆円をドブに捨てているのである。道路公団がなんぼのもんじゃと河内の人なら叫ぶのではないか。しかも彼らの失業保険は私たちの給料からでているので、二重の意味で大損である。ところが政府・日銀は簡単に解消できるにもかかわらず失業を放置している。これについては後で詳しく述べるが、政府と日銀の不作為の罪は呆然とさせるものがある。

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November 24, 2003
政府がなにやってもどうでもいいこと~公共事業

また、マスコミで騒がれる割に国民に与える影響が少ないものは公共事業である。たとえば日本道路公団はこの40年間で20兆円の赤字を累積している。ところがこれはGDP比4%であり、しかもこれは40年間の累積である。年あたりに割ればたったの0.1%にしかならない。道路がタダになろうが赤字が国民負担になろうがほとんど関係ないのである。消費税が5%であることを考えてほしい。
公共事業の本質は、だれもやりたくないけどやらないとみんなが困る、という事業である。そのへんの生活道路などみんなないと困るけど、作ってもお金が取れないし企業化できない、といったもの。そういうのは当たり前だけど赤字である。お金が取れないから。できれば作ればみんなが得するものであってほしいというものが優先順位が高い。これを波及効果とか乗数効果が高いっていうんだけど、たとえば東京の道路を広くするというのは、みんなが得するような気がする割に、実は建設費のほとんど全部が土地代になって地主にいくだけで、ほんとうのところみんなにメリットがない。義務教育なども公共事業(勉強はみんなやりたくないけどやった方が社会が得)だが、構造改革でそこに使う予算を減らしている。
どちらにしても細かい議論をしたところで、公共事業は必要だし、減らしたところでちょこっとしか税金は返ってこない。

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November 23, 2003
政府に望むこと~貿易

ところで、有利な立場での貿易とはなんだろうか。実はこれは非常に逆説的であるが、関税や輸入制限などを撤廃し自由に貿易をさせる、つまり自由貿易を行うということである。自由貿易の方が管理貿易よりも優れているのは、古くリカードの比較生産費説で説明されているし、近隣の自由貿易国と管理貿易国の衛星写真を見ても国富の量の違いが一目同然でわかる。結局何も規制しない、政府がよけいなことをしないのが一番いいという、あまり力の入れようがない萎え萎えな結論である。
さらに、多くの日本人が誤解している点がある。過去はいざ知らず、現在日本において貿易の占める重要性は非常に低い。日本の貿易額がGDPに占める割合はたったの15%しかない。しかも貿易摩擦の原因になる膨大な貿易黒字も、GDPに比してたったの2%しかない。そして主要な貿易品目は石油である。これは他の先進国でも同じで、貿易立国と一般に考えられているアメリカ合衆国もGDPに占める貿易額は12%、貿易赤字はたったの1%である。しかも輸入と輸出がほぼバランスしているので、為替レートが10%や20%変わったとしても国民経済に与える影響はほぼゼロである。つまり外交は一生懸命やったところで国富の増加にはあまり寄与しない。たとえばイラクや北朝鮮が脅威であっても(仮にミサイルを東京に向けていることが判明しても)、彼らが世界革命など、宗教的なメリットではなく自国の金銭的利益に集中している間(要するに現在である)は、実際のところ国民に何も影響を与えない。同様に貿易摩擦で相手国が制裁を行ってもこちらが相手国を含めて自由貿易を守っている限りほとんど影響を受けることはない。要するに外交というものは確かにエキサイティングであるが、遠い世界で起きているどうでもいい茶番であるといえる。これが今の日本の状況である。
これが発展途上国であれば話は別である。たとえば韓国をはじめとするアジアの新興諸国は経済の非常に大きな部分を貿易に頼っている。OECD加盟国の韓国ですらGDPの40%が貿易である。このため外交が経済の大きな部分を左右することになる。EU諸国は地理的・歴史的に特殊で、たとえばフランスの場合、貿易高がGDP比40%である。ただしEU諸国には経済運営を自立的に行う権限は与えられていないので他の場所で考察したい。

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November 22, 2003
アカウンタビリティ

03.11 K.Moriyama's diary

▼日本共産党・ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊さん大いに語る。上 世界をリードする科学研究に最低の「C」評価とは納得できない。下 国立大法人化で基礎科学や文学が冷や飯食うのは困る。なかなか面白い。 ▼上の記事の中で小柴氏は、「僕は井村議員もお気の毒な立場だと思うんです。つまりね、本来あの方は医学が専門ですから、ニュートリノ振動なんて知ってるはずがないわけ。その人に判定を委ねるということ自体がおかしな話なんです」と語っている。問題はここだ。逆に言えば、「医学が専門」の人には、素粒子の研究が魅力的なものだとは思われなかった、ということである。そこが問題なんだ、ということについて、小柴氏本人はどのくらい自覚的なのだろうか。

極端に言って、研究者に他人の研究が魅力的に映るはずはないと思うんですよ。みんな自分の研究が一番おもしろいと思っているし、ほかのはたいしたことないと思っている。逆説的かもしれないけど、研究者以外の科学好きな人と比べて結構バイアス入っている。自分の研究を愛するがために、相対的にね。たとえばぼくでも、化学は何がおもしろいんだろうって思っているし、医学の症例研究なんて、研究なんて名前を付けないでほしいと。ゲノムの分析なんか、研究者なんかただの機械のオペレーターで、パートのおばちゃんでもできるやん、とか。
で、判定会議で自分の分野外のあんなにたくさんの研究に採点をするわけです。そりゃ、表面をなぞれば具体的な内容が出てくる分野ならおもしろい、おもしろくないって言うのは簡単ですよ。そういうのは底が浅いし、まだ研究の端緒ということなんだけど。だけど、そうじゃない、かなり複雑でいろいろな科学的バックグラウンドがないとわからない分野、まあそういうのは古くからある学問につきものだけど、そういうのはちょっとなぞっただけではおもしろさなんかわからない。ニュートリノの重さなんかはかって何がおもしろいのか、なんてそんなに簡単に説明できるものじゃないと思うんですよね。理解すると、ものすごく込み入っているなかに理論的な一本筋が美しく通っていて、そして全体としてすごいチャレンジなんだとわかるけど。だから基礎科学でも博物学的要素の大きい分野で、まだ論理的に構成できていないものっていうのは、たとえば天文学とか生物学・医学とかは、おもしろさが理解しやすいし、素人が自分でもチャレンジできそうな気がするわけです。最先端の「本物」がさわれて、理解できる気がする。でもニュートリノなんてさわれないし、なんやらややこしいし、そりゃ興味を持つのはかなり難しい。「本物」をなかなかさわらせられないからね。

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政府に期待すること~外交について

さて、昨日の続きである。
じゃあ外交はどうなんだろう。外交それ自体は政府の専権事項であり、きっちりやってもらわないと困るのではないか?世界の舞台で角突き合わせて丁々発止のやりとりをする華々しさがあるはずだと感じるかもしれない。ところがこの手の外交は、特に日本のような成熟した先進国にとってはあまり重要ではない。これは外務省が日本の中央官庁で非常に低い扱いしかされていないことを見ても明らかだろう。では、それはなぜか?
外交の目的は、外国との関係においてより有利な立場に立ち、国富を増加させる、より端的には国民所得を向上させるものである。新しい貿易路を開いたり、他国の油田を強権的に占拠したりなどである。ところが、たとえば戦争をして戦利品を多く獲得しても国富の喪失が大きければ、それは外交の失敗である。逆にどこかの超大国の衛星国家となっても、そのおかげで国民の生活水準や福祉が向上するなら、それは成功である。というわけで、外交の現代的な意味は有利な立場で他国、より一般的には日本以外の国々と貿易・対外投資を行い、その結果国民の福祉を高めるということである。もちろんこれには戦争も含めたすべての手段が含まれるが、現在の先進国では国民一人あたりの生産性が高いため、自国民のみならず他国民が死んでしまう大規模な戦争は損失の方が大きく、非常に起こりにくくなっている。

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November 21, 2003
政府に期待すること

これから何回かにわたって社会が政府に期待することを説明しておこう。ここでの価値判断は非常に普遍的なことであり、議論の余地はない。議論が発生するのはその実行段階、つまり実際にどうやってそれを実現するか、の部分だけである。
現在の先進国の政府にとってもっとも重要なことは内政であり、具体的には経済成長、再分配、失業の解消である。経済成長と再分配においては政府が規制緩和や再分配の比率などを変更し対応する。ただし経済成長の調整は非常に難しく、どのようにすれば生産性を向上させることができるか全くと言っていいほどわかっていない。また、現在の管理通貨制度では中央銀行が通貨量を調整し経済をキャパシティいっぱい、つまりフルスロットルで走らせる義務を負っており、自然失業率以上に失業が発生したり設備が遊休したりする事態は許されないし、それについて説明責任を負う。

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November 19, 2003
ふ~ん

asahi.com : マネー

以前、ケン・ミレニアムのレポートで今後の相場展望を書いていた時に『多くの専門家が私と同じ考え方をしているので、このシナリオにはならない』と書いて、別のシナリオを提示し、その別のシナリオ通りになったということがありました。これは『株式市場の罠』の典型的な例ではないかと思います。 つまり、多くの専門家が言ったことと逆をすれば良いということになります。

ずっとこのコラムを注視してきましが、キタキタ~って感じですね。やはりこういうことを書けるというのは素直にすごいと思います。数日前には「以上のようであれば、この銘柄に投資すれば99.99%勝てるということになります。」かなり漢前だなあと思いますね。朝日新聞もこういう株屋に文を書かせるというひらめきがかなりすごいですが。

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November 18, 2003
石原国土交通相殿、

Yahoo!ニュース - 社会 - 読売新聞社

JR運転士、新幹線運転中に女性へメール

 東海道新幹線の男性運転士が運転中、カメラ付き携帯電話で撮った写真などを交際中の女性に送信していた問題について、石原国土交通相は18日、閣議後の会見で、「(新幹線の運転が)自動化されているとは言え、何百人も乗客が乗っているのだから、運転士の自覚が必要。こういうことがあってはならない。年末の安全点検など、あらゆる機会をとらえ、JR東海に指導しなければならない」と述べた。

石原国土交通相殿、新幹線の運転は自動化されておりません。運転中に報道されているような行動をすれば、線路内に侵入した人間や物品をはねたりATC信号を見落としたりして危険です。飛行機の計器飛行とは全く違います。超大国の国土交通相であるならもう少しお勉強していただきたいと思います。

…といっている間に読売のコラムでも同じようなことが書かれている。大臣のいっていることはむちゃくちゃだと塩爺で勉強しなかったのだろうか。それともみんな、本当に新幹線の運転が自動化されていると思っているのだろうか。実際居眠り事故の時でも停止位置を100メートルも行き過ぎている。そのときに隣の列車が出発し始めていたらポイントで激突するし、本線にでもでてたら通過列車がつっこむぞ。

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November 17, 2003
DVD-Multi

備忘録。
最近気がついたのですが、所有のThinkpad T41に付属している9.5mmドライブは東芝製のSD-R9012 DVD-Multi(read-only)でした。これならDVD-RAMも読めるので使いでがあります。書き込みはできませんが、それは別にいいでしょう。

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November 14, 2003
home directory死亡

The Matrix is a system, Neo, and that system is our enemy. But when you are inside and look around, what do you see; businessmen, lawyers, teachers, carpenters. The minds of the very people we are trying to save. But until we do, these people are still a part of the system and that makes them our enemy. You have to understand, most of these people are not ready to be unplugged. And many of them are so inured, so hopelessly dependent on the system that they will fight to protect it.

- Morpheus, The Matrix


ホームディレクトリを持っているマシンが死亡。すべてのバッチジョブが死亡。
研究室のUnixマシンはすべて停止。仕事できません。日曜の停電前に
仕事を終わらせるつもりだったのに。来週ミーティングなのに。

ぼくらは絶望的に計算機に依存している。モーフィアス、ぼくからプラグを抜いてくれ。

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株価指数にしろなんにしろ

どのニュースでも一緒なのだが、「日経平均二日続けて続伸です」とか言っている。正直な話株価指数でもなんでも、日々更新が必要なほどの速報性は世の中の人にはいらないんじゃないか。どこどこで連れ去り事件があったとか、殺人事件があったとかだって、一ヶ月後にその事件が話題になることなどまずない。そういう情報がどうしても必要な人・当事者は、さらに速報性や詳細性の高いメディアを使うのだ。その他の人々、そこから一歩離れたら、時事知識の更新の間隔なんて一ヶ月に一回くらいで十分なものだ。のこりの短寿命な情報は多くの人にとって無価値でしかない。毎日毎日配達されてくる新聞にそれほどの価値があるのかという気がしてくる。テレビなどほかのメディアにない新聞の価値は訃報欄くらいかもしれない。こう考えてくると、みんなが新聞を読む理由の多くは単なる暇つぶしと話題を他人とあわせるためなのだろう。そう、ベストセラーのつまらない小説をこぞって読むのと同じように。

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November 11, 2003
議席の評価

あれだけマスコミが自民党大敗・民主党200議席以上といっていたことに対して、割り切れない人も多いのではないか。その定量的な評価
選挙終了直後にNHKで管氏と岡田氏が、自民党が233議席とれなかったら小泉氏の責任問題であると吠えていたが、その時点ですでに民主党は自民党に50議席以上離されていたので、そういうことがあり得るのか疑問だった。で、やっぱりそうはならなかった。当然でしょう。今回はっきりしたのは、出口調査の精度がかなり低いということだ。出口調査はどのように行われているかよく知らない。が、原理や手続きを知らなくても精度の低さについては文句を言ってもいいはず。

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November 10, 2003
総選挙の結果

今回の選挙をみてもよくわかるのだが、有権者個々人の主張や意志が政党や個人に投票するのであって、政党や個人の気概に感じて投票するのではないということだ。棄権はその意思表示の最たるもの。今回でも天気のせいだとかいわれるが、40%の人たちが投票しなかったということは、その人たちの意志に沿う政党や個人がなかったということを理解するべきだ。
現在の先進国、たとえば日本やアメリカにとって、政策の争点のほとんどは内政、もっと具体的にいうと経済成長、失業、所得再分配(税金や年金や医療費など)だけである。外交や人権問題などはすでにどうでもいい問題になっている。そういう重要な経済・景気問題も、実は中央銀行による金融政策に多くを拠っている。たとえば、アメリカの景気の先行きを考えたときに重要な人物として、日本人でもアメリカの財務長官の名前より連邦準備理事会の理事グリーンスパン氏のほうを知っているということで明らかだろう。国民が選ぶ総理大臣より、官僚である中央銀行総裁の方が経済運営でより大きな力を持っており、政治家は経済問題に対して無力である。せいぜいできることは規制緩和(いわゆる構造改革)くらいであり、これは直近の景気には関係ないし、政治家・官僚の特権や利権が失われていくので実行もしにくい。実はこれが日本で投票率が落ちている最大の原因だと疑っているのだが。
今回の選挙は最初から予見したとおりの結果で、雑感を述べるのも白々しいが、論理的にまとめた文章がbewaad氏のウェブに存在する。ここには雑な個人的な感想を書いておこう。
社民党、共産党は国民がどういう主張に共感を得るのか、あまりマーケッティングに長けていない。今回の選挙で彼らの外交や護憲などの主張は、もう国民には受け入れられないことがはっきりしたと思う。
民主党はやっぱりあまりわかっていなかった。劇場型、テレビ型選挙だとタカをくくっていたのかもしれないが、国民はそんなにバカではないし、よりシビアに与野党の茶番をみていたといえる。自民党とどちらが構造改革路線を強力に推し進めるかで競争しても、政権を取るなどはっきり言って無理である。自民党のできの悪いコピーでしかないからだ。それならこれまで実績のある自民党に任せるだろう。むしろ景気回復路線かつ失業対策を前面に押し出して、自民党との違いを押し出した方がいいのである。公明党のようにデフレ脱却・景気回復を優先にした党は比例区をみてみると大きく議席を増やしている。これは学会票に浮動票の上乗せがあったとみていいのではないか。民主党には、次の参議院選では善戦を期待したいと思う。

Posted by senyo at 08:30 PM | Comments (0)
アメリカは貧乏人への課税が厳しい
アメリカの消費税率は州により異なりますが5~10%程度で地方税、それに生活必需品にはかからないのです。すなわち食料品、ジュースやスナック菓子にも、電気ガス水道、ガソリン、医薬品などにはかからないのです。
素人さんのページをやり玉に挙げるのは悪いのでリンクはつけませんが、海外に住んだことのないひとは、すぐに「アメリカではどうの」「欧米ではどうの」というんですが、そういう人は誇大妄想狂なので信用しない方がいいですね。たとえばアメリカは日本の25倍以上の面積と2倍の人口があるわけです。日本ですら、東京と沖縄、北海道を比べても全然違うのですよ。地方分権の徹底しているアメリカではなおのこと。アメリカはどうのとか語れるはずもないです。欧米ではとか世界ではとかなんてのは、もうもってのほか。 続きを読む...

Posted by senyo at 01:05 PM | Comments (0)
November 08, 2003
f4

また最近とちくるってやり始めてしまった。
関連リンクをつけておこう。

http://www.f16falcon.com/
http://www.atarisupport.com/faq/falcon40downloads_pc.asp
http://www.simmersworld.com/default.php?page=Patches
http://www.asahi-net.or.jp/~AK2K-WD/salcon/index.html
http://member.nifty.ne.jp/okhome/
http://www.bf109.org/superpak/
http://www.tfw.jp/

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November 07, 2003
のぞみゲロ混み

金曜日の夕方東京からのぞみで帰ることが多いのだが、はっきり言ってゲロ混み。ダイヤ改正前は一時間待ち以内でのぞみ指定席がとれたのだが、10月から、午後6時東京発以降は2日前ですでにアウト。これはいったいどうゆうことですかっ。今日はしょうがないのでグリーン車にしたが、品川から満席。グリーン車は隣の席が空いていないとお得度が大幅に減少、というか残念感があるよ。JR東海、グリーン車値上げしていいからもう少し空席を増やせ。ついでにイスも500系なみにしてちょうだい。

Posted by senyo at 09:41 PM | Comments (0)
November 06, 2003
漢字とひらがなの交ぜ書きはやめてほしい

YOMIURI ON-LINE / 芸能・文化

大人並みに漢字が読める…小学教育で文化審議会が提案

 文化審議会の国語分科会は5日、小学校卒業までに大半の常用漢字を読めるよう指導内容を検討するとともに、教科書にふりがな表記を活用して早いうちから漢字を目に触れさせることなどを提案した報告書案をまとめた。
...具体的には、教科書に多い「心ぱい」や「せい長」などの交ぜ書きをやめ、ふりがなを用いて「心配」「成長」と表記することを提言した。

それだけじゃなく、新聞やテレビのキャプションで常用漢字からはずれた漢字を使った熟語もできる限りふりがなつきの漢字にしてほしいですね。いわゆる交ぜ書きのことですが、読みにくくて仕方がない。

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November 04, 2003
オンラインカジノって?

カジノでエッジが+0%以上、つまり儲かる可能性があるゲームはビデオポーカーとブラックジャックといわれている。ビデオポーカーについては必勝法があるが、掛け金が低いのでそれほどは儲からない。ブラックジャックは機械的な基本戦術でゲームをするだけで、ルールにもよるが平均99%程度のリターンがある。さらに、カードカウンティングと呼ばれる、場にでたカードを記録しておき残りのカードの出現確率を予想する戦略をとると、リターンの平均は多くの場合100%を超える。
ただ、カジノはコンピュータなどの持ち込みを禁じており、記憶のみで行うカウンティングも、カジノ側に察知されたら、ほとんどの場合その地域のカジノに出入り御免となるようだ。

オンラインカジノではコンピュータの使用は前提であるので、この手の確率予測は非常に簡単である。するとカジノがとりうる手段は二つである。一つはルール違反なので儲けた掛け金は全額ないし一部没収のうえ、出入り禁止とすることである。この場合は素人さんにも遊んでもらえる程度のリターンを維持することができる。もう一つはカウンティングをしても儲けられないほどリターンを低くすることである。これを行うと管理は楽になるが、お客が減ってしまう。どちらの手段をとっているのかは、自力で一次情報を手に入れる気もないのであまり気にしないでおこう。
ここからは想像ではあるが、どちらにしてもオンラインカジノはこちらのチップを管理しているだけではなく、クレジットカード番号まで知っているので、本物のカジノより儲けるのは難しそうだということである。勝手にディーラーがチップをもらえるルールなんてのもつけられそうだし。

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November 02, 2003
ハリポタ読み過ぎで頭痛、「それがどうした!」

YOMIURI ON-LINE / サイエンス

「ハリポタ」長時間読み続け子供が頭痛…米医学誌報告

 子供たちを引きつける“魔法”の副作用? 世界中で人気を集めている「ハリー・ポッター」シリーズの第5巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を長時間読み続けた一部の子供が頭痛を起こしていたことがわかった。米医師が米医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の最新号で報告した。

たまに本を読んで頭痛くなるっていうのは、日本でも冗談になる程度にはいわれているけど、それがニュースになるっていうのは、それがどうした、ていう以上の感想を持つことはできないなあ。それもたかが3人くらいのことでしょ?ありがちな、アメリカ人は頭痛を極度におそれるという話を暗にほのめかしたいのかな?

この医師は「本の作者は次巻以降さらにページ数が増えると予告しているので、頭痛患者が続出するかもしれない」と心配している、らしいので、さあ皆さんご一緒に「それがどうした!」

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Macintosh Portable

昨日から職場のデスク周りの整理をしている。
ふと気がつくと、Macintosh Portableがおいてあるのを見つけてしまった。いや、正確にはかなり前、別の部屋の片づけをしていたときに見つけたので、これは再発見というべきだろう。いかなぼくでもこいつの価値はよく知っている。発売当時は150万円くらいもした、いってみればノートパソコン(といっても10kgくらいある)のフェラーリである。今では廃棄費用4000円のゴミでしかないのだが。
ぼくは基本的にモノを捨てることに快感を感じるので、備品でないことを確認後即ゴミ捨て場に持っていこうとしたが、ふと気がついてマニアな人に寄贈することにした。きっと彼なら15秒ほど考えた後欲しいと言ってくれることだろう。

後日談:やっぱり欲しいと言ってきた。ドナドナを歌いながら見送ることにしよう。今日もいいことをした。

Posted by senyo at 12:45 PM | Comments (0)
大阪あほ文化学

意外かもしれないけど、戦後しばらくまでは、経済力の点では大阪は東京を大きく上回っていた。今となっては、東京経済が大幅に伸び、大阪や大阪人の特色も、先進国からきた観光客相手の、ショー化した伝統舞踏の域を出ない。この本も、そういう意味での「地球の歩き方」でしかない。中を読んでみると、おもしろいことはおもしろいんだけどね。

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November 01, 2003
行く川の流れは絶えずして、しかももとの水には非ず

経済学の核心は、言ってみれば一行に尽きる。 「人はインセンティブに反応する」。 残りは注釈に過ぎない。

いわゆる名言というやつです。ようするに人は自分のやりたいことをとにかくやりたいし、やりたくないことはできるだけやりたくない。 この観点からいろんなことを考えようということです。
別にお金に絡んだことだけじゃなく、たとえば車の事故率や職場の掃除、結婚、教育をどれだけ受けるかといった、人間の絡んでくるすべての局面において適用できる。
人間を自由にしたとき、自然に、おおむねみんなの幸福が最大限になる位置にうまく流れていく。素朴な功利主義だけど、自由主義社会のうまい近似にはなっている。
水は低きに流れる。それに逆らうんではなくて、どのような地形にすれば思うところにうまく落ちるか、どういうインセンティブをどこに配置すればこちらの思う場所に人の行動を誘導することができるか。

この話題は人間の自由意志や選択の存在が、どこまで本当でどこからが幻想か、大いに考えさせる。今自分がこれを選んだとき、そうさせたのは本当に自由意志なのか、それとも社会の構造なのか。おそらく個人のレベルでは自由意志だが、社会総体というマクロでみると、構造の奴隷なのだろう。水の流れは自由奔放なのに、大河の流れは常に同じであるように。

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めずらしく小泉首相がいいこと言った

小泉首相、街頭演説で「3年間は景気の本格回復ない」

 小泉首相は1日午前、自民党衆院選候補応援のために訪れた名古屋市内での街頭演説で、今後の景気動向について「(日本経済は)駄目だ駄目だと言われている。だんだん明るい兆しは見えてきているが、少なくとも3年間は景気は本格的に回復しないと思っている」と述べ、本格的な景気回復は4年後以降になるとの見通しを示した。

経済音痴の小泉氏にしては、正しい構造改革論だと思います。構造改革をしても景気回復はないし、正しい金融政策がなければ、3年どころか何十年でも不景気のままです。アメリカの景気や株価の行く末について、財政を取り仕切る財務長官の発言よりも、金融・通貨政策を取り仕切るグリーンスパン連邦準備委員会理事長の発言の方が重要視されているのか。このあたりをきっちり理解する必要があります。

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どうしてこういうことが騒ぎになるのか考えてみよう

YOMIURI ON-LINE / 社会

下品な寸劇で日本人教員解雇、留学生3人退学…中国


 【北京=佐伯聡士】中国国営新華社通信は31日西安発で、西北大学が寸劇を演じた日本人教員を30日付で解雇し、日本人留学生3人を退学処分にしたと伝えた。

よく男子校とかでやる女装してやるビューティーページェントだったらしい。ヤンキースの松井がチームメートにいたずらされて変な服で町を歩いたようなのり。この事件については僕もしょせんは伝聞で知っただけなのだが、大陸中国と日本との社会の違いはあまりにも大きすぎるというのがよくわかる。台湾ではこういう事件は聞いたことはない(ただ僕が寡聞にして知らないだけなのかもしれないが)。
ただ大手の日本のマスコミにいいたいのは、具体的にどういうことを彼らがしたのかほとんど報道しないことだ。やったことがどのくらいひどいことなのかはっきりしないと、評価をしようがない。退学や懲戒免職になったことだけが社会的構築されているだけで、本質、事実を伝えようとする気はないのかな。
本質を考えるというのはこういうことだ。日本で同じことが起きたとしよう:たとえ日本で複数の外国人が、素っ裸で公共の場で騒いでも、こんな事態にはなり得ないということだ。それなら、考えるべきことはいっぱいあるのではないか。

Posted by senyo at 09:31 AM | Comments (0)